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雨の日は、自分のところへ帰る日。

愛するみなさま、こんにちは。
まえじまようこです。 
ブログを読んでいただきありがとうございます。

カウンセリングサービスのホームページ内にあります、「心理カウンセラーのコラム」に投稿しています。

最近改めて気づいたことを、書いてみようと思いました。
カウンセリングへの思いにつながっていることにも気づけました。

私、雨の日が好きなんです。

子どものころのように、傘やレインブーツにわくわくするからかな。
そんなふうに思っていました。

雨の日の、
アスファルトの匂い。
少しほこりっぽい空気の匂い。
土の匂い。
濡れた葉っぱの匂い。

そんなものが好きだからだと思っていたんです。

でも最近、気づいたことがあります。

雨が降ると、世界との間に薄いカーテンが降りるような感じがするんです。

遠くの景色が少しぼやけて、人の気配も少し遠くなる。

その感じに、私はずっとほっとしていたんだなって。

*

振り返ってみると、私は子どものころから周りの空気をよく読んでいました。

誰がどんな気分なのか。
何を言ったら大丈夫なのか。
何を言ったら嫌な顔されるのか。

知らないうちに、いつも意識は外へ向いていた気がします。

誰かの声や期待、機嫌に気を配りながら、気づけば頭の中は、いつも人のことでいっぱいでした。

でも雨が降ると、周りの音が少し遠くなります。
街全体のボリュームが少し下がって、人の気配や視線も、いつもより気にならなくなる。

すると不思議なことに、

「ああ、私疲れていたんだな」
「本当は悲しかったんだな」
「少し休みたかったんだな」

と、自分の声が聞こえてくるんです。

だから私は、雨の日が好きだったのかもしれません。

雨が好きというより、雨が作ってくれる静かな時間が好きだったのかもしれません。

*

雨の日は、ひとりの時間をそっと守ってくれる日でもあります。

温かい飲み物を入れる。
お気に入りの本を読む。
映画を観る。
ただぼんやり窓の外を眺める。

雨が降っているから、今日は出かけなくてもいいかな。
今日は、人に会わなくてもいいかな。

そんなふうに、少しだけ堂々と休める気がするんです。

あなたにとって、雨の日はどんな日でしょう。

憂うつな日かもしれません。洗濯物が乾かない日かもしれません。
でももし少しだけ余裕があったら、雨の音に耳をすませてみてください。

雨の日は、前へ進む日ではなく、自分のところへ帰ってくる日なのかもしれません。

雨という毛布に包まれながら、今日は少しだけ、自分を休ませてあげませんか。

そう思うのは、私だけじゃないかもしれない。

誰かの気持ちを読みながら、誰かの期待に応えながら、気づけば自分のことは後回しにしてきた人。

そういう人が、どこかにそっと息をつける場所を求めているんじゃないかと、私は思うんです。

*

そして私は、そんな雨宿りのような場所でありたいと思っています。

無理に元気にならなくていい。
答えをすぐ出せなくてもいい。
今日は、ここに立ち止まっていていい。

誰かに気を遣い続けてきた人が、少しだけ傘を下ろして、ほっと息をつける場所。

「がんばらなきゃ」をほんの少し脇に置いて、気持ちが晴れるまで安心して過ごせる時間。

きっと雨は、いつかやむから。

お読みいただき、ありがとうございました。

*

私が投稿した「心理カウンセラーのコラム」が他にもあります。
こちらからお読みいただけますので、ぜひご覧くださいね。

「話してみようかな」
と思ったら

話したいことがまとまっていなくても、うまく言葉にならなくても、大丈夫です。
どんなお話でも、あなたのペースで大切にうかがいます。
あなたの心の中に眠っている「本当の思い」や、あなたらしさを、一緒に見つけていきましょう。

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