愛するみなさま、こんにちは。
まえじまようこです。
ブログを読んでいただきありがとうございます。
アメブロ「恋と仕事の心理学」に投稿しています。

人の悪口を聞かされて「息苦しさ」を感じていませんか?
人をバカにする言動の裏には、実は「自己肯定感の低さ」が隠れていることも。
そんな負のループから抜け出して、心を楽にするヒントを書きました。
実は自分のことを一番バカにしている
「最近、息がしづらい感じがするんです」
A子さんがぼそっと言いました。
どこか気の抜けたような表情です。
A子さんは4月から新しい部署に異動になり、早く仕事を覚えようと一生懸命でした。
その移動した先の部署で、A子さんは心がざわつくことがあるのだと話してくれました。
その部署には、陰で人の悪口を言う人がいるのだそうです。
A子さんは、目の前にいる人から、その部署のリーダーをバカにする言葉をたびたび聞かされる、ということでした。
「もしかして、私のことも陰で言っているのかな…」
そんな疑いの気持ちが膨らんでいって、職場の空気が重く、淀んだように感じられると。
朝、目が覚めて、A子さんが最初に感じるのが「仕事に行きたくない…」という気持ち。
あなたにも、似たような経験はありませんか?
職場で、学校で、友達のグループや、またSNSで…。
誰かの悪口や、誰かをバカにするような言葉を耳にして、心がモヤモヤしたことが。
人をバカにする心理の裏側
人をバカにする人の言動の裏側には、いったいどんな心理が隠されているのでしょうか。
私なりに考えてみました。
「人をバカにする人は、実は自分を一番バカにしている」
信じられない、と思うかもしれませんね。
もし、あなたが自分のことを認めていて、自分の価値を信じられているとしたら。
わざわざ誰かを自分より劣っているとバカにしてさげすんでまで、自分を相手より優位に立たせて、自分の存在価値を確かめる必要ってないはずですよね。
誰かをバカにすることは、まるで綱渡りのようなものだと思うんです。
自分の価値を感じられていないから、不安定になっている足元を、人を蹴落とすことで、一時的にでも高く見せようとしているからです。
人をバカにする言動の裏側には、自己肯定感の低さが隠れていることが多いように思います。
「自分なんて、大したことない」
「どうせ私には無理」
そんなふうに、無意識のうちに自分を否定し、価値がないと感じているのかも。
この自己肯定感の低さから
「自分には魅力がないのではないか」
「自分は周りから評価されていないのではないか」
という、不安な気持ちを生み出しているのかもしれません。
だからこそ、リーダーのような「立場のある人」をバカにして叩くことで、
一時的に「自分はリーダーよりも上にいる」と感じたいのではないでしょうか。
誰かをバカにしてさげすむことで、自分の位置を高く見せようとする。
それは、自分の無価値さを打ち消すためなのかもしれません。
A子さんを悩ませていた同僚も、もしかしたら、常に自分の中に無価値さを抱えていて、それに苦しんでいるのかもしれない…。
そう思うと、A子さんは同僚への見方が少し変わっていったそうです。
負のループを断ち切るためにできること
悪口を聞かされて心が疲れてしまう状況から抜け出すためには、どうすればいいのでしょうか。
大切なのは、あなた自身がその悪口に影響されないことです。
とは言っても、なかなか難しいことですよね。
そこで、私なりにアプローチを考えてみました。
①相手の目になって見てみる
誰かをバカにしないといられない人は、実は自分の価値を感じられず、苦しんでいるのかもしれません。
悪口を言っている人の立場になって、その人の目になって見てみると…
人と自分を比べてしまって苦しんでいるのかもしれないし、自分の価値を守ることに必死になっているのが感じられるかもしれません。
収入、学歴、パートナーの有無、ローンの残高だったり、容姿を比べている場合などもあるでしょう。
もちろん、悪口を言うことは人を傷つけてしまったりすることではありますが、
相手の心の内を理解することで、あなたがその悪口に振り回されることを減らすことができるのではないか、そう思うんです。
②相手のいいところを見つけて、認めてみる
これは難しいと感じるかもしれませんね。
相手のいいところに目を向けて、それを認めること。
そして機会があったら、それを相手に伝えてあげられると、関係性は変化していくと私は思います。
「えー? 悪口を言っている人を、私が褒めるの?」
そう思いますよね。
でも、悪口を言わずにいられない人は、自分の価値を感じられていない人、自分を認めることがとても苦手な人です。
だからこそ、周りの人からの承認を強く求めている場合があります。
あなたが相手の小さないいところを見つけて、「助かりました」「ありがとうございます」と伝えられたら、相手の心に温かい光が灯るのかもしれません。
あなたが「これならできるかも」と思えたなら、試してみる価値はあると思います。
③あなた自身の境界線をしっかり持つ
一番大切なのは、あなた自身の心を守ることです。
悪口やネガティブな言動に触れたとき、あなたがそれに振り回されることはないんですね。
「これはあの人の問題であって、私の問題ではない」
心の中で、区切りをつける練習をするのも、効果があると思います。
もし、悪口が耳に入ってきて辛い場合は、物理的に距離を取る選択もしてみてくださいね。
席を立つ、部屋を出る、自販機に飲み物を買いに行く…。
あなたと相手の間に、分厚くて頑丈な高い壁があるのをイメージしてみるのもいいかもしれません。
相手の嫌な言動は、その壁にぶつかって粉々に砕け散って消えていく。あなたのところへは決して届かない。
あなたは壁に守られているイメージです。
④セルフセラピーで心を癒す
嫌な空気を感じたとき、不安を感じたりしたときには、深呼吸がおすすめです。
大事なのは息を吸い込むことではなく、吐くことに意識を向けることです。
鼻から息を吸って、口から細く長く吐き出すような感じで。息を吐き切るような感じです。
鼻から吸った空気は、あなたの体の中にある黒く淀んだ思いと混ざり、吐く息と一緒に体の外へ出て行くイメージをしてみてくださいね。
深呼吸をすればするほど、あなたの中にある淀みは、どんどんきれいに澄んでいきます。
あなたの中から吐き出される澄んだ息は、あなたの周りに青空を広げていきます。
部屋いっぱいに広がった爽やかな青空と、心地よい空気。そしてまぶしい光にあなたは包まれていきます。
こんなイメージをしてみるのも、おすすめです。
あなたは、あなたのままで素晴らしい
人をバカにする人がいる環境は、本当に息苦しいですよね。
でも忘れないでほしいのは、あなたはあなたのままですばらしい、価値がある、ということです。
誰に何を言われようと、あなたの価値が下がることはありません。
そして、人をバカにする人は、もしかしたら自分を映す鏡なのかもしれないと言うことも。
誰かのことをバカにしてさげすむのは、自分自身を認められないから。自分のことをバカにしているからです。
そう考えてみると、その人の言動から学べることがあるのかもしれません。
どうか、自分を責めないであげてくださいね。
あなたの心が少しでも穏やかでいられますように、できることを試していただけたら、私はとても嬉しいです。
*
A子さんが、息をしづらいと感じていたのは、職場で感じる嫌な空気を吸いたくなかったからでした。
私たちが思うよりずっと、私たちの心は、繊細にいろんなことを感じとっていて、そして体とリンクしているものなんです。
あなたの心が、もっと穏やかに、毎日が輝きますように。
いつも心から応援しています。
お読みいただきありがとうございました。










