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そのままのあなたでいい 〜自己受容のレッスン〜① 自分を認め、楽に生きるための第一歩

愛するみなさま、こんにちは。
まえじまようこです。
ブログを読んでいただきありがとうございます。

先日、私が心のことを学んできた母校神戸メンタルサービスで、恋愛心理学講座の講師を務めさせていただきました。

テーマは
そのままのあなたでいい 〜自己受容のレッスン〜

振り返ってみれば、カウンセラー養成コースで学ぶ過程で、私が何よりも向き合ってきたことが「自己受容」であり「ありのままのこの私でいい」と受け取ることでした。

受講生時代の私は、師匠の平準司氏から「自己嫌悪の女王」と言われたくらい、自分を否定し嫌悪し続けていました。

自己嫌悪から抜け出すきっかけになったのが、自己受容すること。

「自己受容」とは、ありのままの自分を受け容れること。
自分の長所も、そして欠点も、良い悪いとジャッジせず無条件で受け容れること。

「自己受容」することは、自分を価値のあるものだという感覚の「自己肯定感」を築く土台となります。

この講座では、そのままの自分を受け容れていくためのステップをお伝えしていきます。

レッスン①の前に、こちらをぜひ!

「エピソードゼロ」は私にとって人生の羅針盤となったできごと。私のアイデンティティーと価値観を形作っていった、大切な物語です。

私の自己紹介も兼ねているこの物語も、ぜひご覧くださいね。

そのままのあなたでいい 〜自己受容のレッスン〜① 自分を認め、楽に生きるための第一歩

今回は、多くの方が関心を持っている「自己受容」と「自己肯定感」について。

その違いと、なぜ自己受容が大切なのかを、わかりやすくお話ししていきます。

テレビやインターネットでもよく聞く言葉ですが、実はこの二つは似ているようで、全く異なるものなんですね。

目次

自己受容とは「ありのままの自分を認めること」

まず、自己受容とは。

「良いところも悪いところも、ありのままの自分を認めて、受け入れること」です。
あなたの欠点や、弱さも含めて、現実の自分を抵抗せずに受け入れるイメージです。

「ありのままの自分」とは、

例えば、身体的な特徴、容姿、学歴、職業、収入、パートナーの有無など、私たちの意思では変えられないことや、簡単には変えられない現実の状況も含みます。

これらを受け容れることが、まさに自己受容なのです。

例を挙げてみましょう。

「彼の本命になれない2番目のポジション」に悩むY子さんのケース。

「私は彼の本命になれないダメな人間だ」とか、「私を本命にしないなんてありえない、彼がいけないんだ」といった考え方は、Y子さんの現状を否定している状態です。

「仕事ができない私はダメなんだ」とか、「私がフラれたのは、本当は彼が恥ずかしがっているだけなんだ」などといった考え方も、現実を無視し、認めていないと言えます。

現実として、Y子さんの「本命になれない2番目のポジション」は、すぐに変えられるものではありません。

この悩みを乗り越えるためには、まず「私は彼の本命になれない2番目のポジションだ」と言う現実を、受け入れることが大切になってくるのです。

そこに「良い」「悪い」「ダメ」といった感情や判断を加える必要はありません。

ただ事実として、自分の現実を受け容れる。それが自己受容です。

自己受容ができないとどうなる?

もしY子さんが「ありのままの現実」を受け容れられない、つまり自己受容ができていないとしたら、どうなるでしょうか。

「私は本命になれないダメな人間なんだ」と思い続けていると、そのネガティブな感情に囚われてしまい、自分と向き合うことを諦めたり、「がんばったって意味がない」と感じてしまうかもしれません。

また、「私を本命にしないなんてありえない、彼がいけないんだ」と、他人や周りのせいにしている場合も、Y子さんに良い変化は訪れないでしょう。

自己受容ができるとどうなる?

反対に、Y子さんが「私は彼の本命になれない2番目のポジションだ」という現実を、ありのままに受け容れた場合、どうなるでしょうか。

「じゃあ、どうすればいいんだろう?」と、次のステップが見えてくるんですね。

ありのままの自分、つまりダメな自分、かっこ悪い自分、できない自分を認めることは、辛く惨めな気持ちになるかもしれません。

しかし、ダメでかっこ悪い自分を認めるからこそ、「こんな自分から抜け出したい」と思えて、一歩踏み出すことができるのです。

自己受容は勇気がいりますが、どんな自分も受け容れることで、周りの人のことも認め受け容れられるようになり、生きづらさが減っていくはずです。

自己肯定感とは「自分を価値ある存在だと感じる感情」

自己受容と似た言葉に、自己肯定感という言葉があります。

この二つには、どのような違いがあるのでしょうか。

自己肯定感とは、「自分のあり方を積極的に評価できる感情、自分の価値や存在意義を評価できる感情」のことです。

ここで重要なのは、自己肯定感は自己受容が土台になるという点です。

まずありのままの自分を認め、欠点も長所も全て受け容れる「自己受容」ができた上で、自分を価値のある存在と感じる感情が育まれていくのです。

そして、自己肯定感を持つことで、ダメな自分、かっこ悪い自分から、抜け出すことができるようになります。

再びY子さんの例で考えてみましょう。

「本命になれない2番目のポジション」に悩むY子さんが、この現状をありのままに受け容れ、自己受容ができたとします。

するとY子さんは、例えばこのような自己肯定感を持てるようになるでしょう。

「私は『本命になれない2番目のポジション』だ。
この心の癖に気づいて、今は心のことを学んでいる。
まだ変化は感じられないけれど、自分と向き合っている私って、がんばっているよね。」

あるいは、
「私が『本命になれない2番目のポジション』を繰り返してしまうのは、病気の妹に両親からの愛を一番に譲りたかったから。そんな私には大きな愛がある。」

Y子さんは、「本命になれない2番目のポジション」という現状を受け容れた上で、自分と向き合い、自分の中にあった思いに気づいて、自分を肯定しています。

これが自己肯定感です。

ここまで来ると、いつも2番目のポジションに悩み苦しんでいた、ダメで情けなかったY子さんの影は、小さくなっているはずです。

自己肯定感を育むには、自己受容が不可欠

ここで大事なのは、自己肯定感は、正しく自己受容ができてこそ育っていくもの、ということです。

逆に言うと、自己受容ができていないのに自己肯定感だけが育っていくと、

ありのままの自分を受け容れられないまま、「〇〇ができているときの私はすごい」などと、条件付きで自分を見てしまうことになります。

そして、それができなかったときに自分を受け容れられず苦しくなったり、できなかった部分だけがクローズアップされてしまい、「失敗した自分は、努力しても意味がない」と考えてしまったりするのです。

自己受容ができていると、自分を無条件で受け容れられるようになります。

例えて言うなら、「自己受容は地面、自己肯定感はそこに立つ建物」になります。

つまり、自己肯定感を育むためにも、まずその土台となる自己受容がとても大切なのです。

セルフワーク① ありのままの自分を受け容れる練習

それではここで、みなさんにセルフワークをしていただきたいと思います。
ノートとペンを用意してくださいね。

Q. あなたの中に、ダメな自分、かっこ悪い自分、好きじゃない自分、嫌いな自分がいるとしたら。それはどんな自分ですか?

例:
・〇〇な私

・私の〇〇なところ

書き方として、少し行間を取りながらノートに書いてみてください。

どんなことでも構いません。思いつくまま、できるだけたくさん書き出してみしょう。

書けましたら、その書き出した「ダメな自分、かっこ悪い自分、好きじゃない自分、嫌いな自分」を、もう一度眺めてみてください。

それを書き出しているとき、あなたはどんな気持ちでしたか?
何を感じていたのか、思い出して感じてみてください。

あなたが書き出してくれたその自分も、あなたの中の一部なんです。

そんな自分のことを「ダメだ」と思ってしまうかもしれませんが、今日は、ありのままのそのままのあなたを受け容れることにチャレンジしてみませんか?

セルフワーク② カウンセラーになって自分に語りかける

今からあなたは、カウンセラーになってください。

クライアントは、先ほどダメな自分を書き出したあなた自身です。

先ほど書き出したときに、行間を空けてもらいましたね。

その空いている部分に、
もしあなたがカウンセラーだったら、
この「自分のダメなところを書いたクライアント(つまりあなた自身)」に、なんと言ってあげたいか、何を伝えてあげたいかを書いてみてください。

カウンセラーになったつもりで、その人に言ってあげたい言葉、受容する言葉を書いてみましょう。

書いてみて、あなたはどんな気持ちがするでしょうか。

先ほどのY子さんは、このセルフワークでこのような思いを感じました。

「いつも2番目で苦しんできたけれど、それはあなたのやさしさだし、愛だよね。

人の気持ちを思いやって、誰も傷つかないようにって、空気を読んで言葉を選んできたこと知ってるよ。

あなたは、目には見えないたくさんのやさしさや思いを、静かに届けようとしてきたんだよね。

自分のことは二の次にしてでも、誰かを笑顔にしたかったんだよね。

自分が我慢してでも、しんどくても、誰かに幸せでいてほしいと願ってきたのは、あなたの心の温かさだし、本当は強さ。

あなたが自分で2番目を選んできたことは、誰かの救いになっていたんだと思うよ。」

ノートの上で、自分に寄り添い、自分を受け容れるチャレンジをしてもらいましたが、あなたはどんなことを感じたでしょうか。

もしかしたら、抵抗が出てきた方もいらっしゃるかもしれませんね。

もしそう感じたとしたら、「私はどれだけ自分を受け容れることに抵抗があるんだろう」そう気づいてあげるだけでも、それは自己受容につながります。

自分を受け容れられない裏側には、「もっと愛されたかった」「認められたかった」という思いが隠れていることもあります。

今日うまくできなかったと感じた方も、気づきのあった方も、自己嫌悪や自己否定で苦しいときこそ、自分を受け容れるための書き出しのセルフワークをまたやってみてくださいね。きっと効果を感じられるはずです。

この講座を通して、みなさんが少しでも自分自身自を受け容れ、より楽に生きるヒントを見つけていただけたら私はとても嬉しいです。

次回に続きます。どうぞお楽しみに!

「話してみようかな」
と思ったら

話したいことがまとまっていなくても、うまく言葉にならなくても、大丈夫です。
どんなお話でも、あなたのペースで大切にうかがいます。
あなたの心の中に眠っている「本当の思い」や、あなたらしさを、一緒に見つけていきましょう。

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