愛するみなさま、こんにちは。
まえじまようこです。
ブログを読んでいただきありがとうございます。
アメブロ「恋と仕事の心理学」に投稿しています。
今回は、怒りの下に本当の気持ちが隠れていることについて書いています。

私の父は、よく怒る人でした。
だから私は、ずっと「怒る」ことを嫌ってきました。
怒りをぶつけられるのも、自分が怒ることも嫌でした。
でも心理学を学ぶことで、おこりんぼの父をわかってあげられた気がするのです。
私たちは、自分の大切にしているものを大切に扱ってもらえなかったとき、怒りを感じます。
あなたの大切な人との関係性を「怒り」で壊さないためにも、ヒントになりますように。
怒りの下に見つけた本当の気持ち
怒りの下に隠れている本当の気持ち
私たちには、いろんな感情があります。
その中でも、一番苦手意識を感じるもの、それは「怒り」なのかもしれません。
誰だって怒りたくないし、怒られたくないですもんね。
怒りの下には本当の気持ちが隠れていると言われています。
それは「愛してほしい」「わかってほしい」「助けてほしい」という気持ち。
怒りの下にある本当の気持ちを知ることで、大切な人との関係性を壊さず、より深めていけますように。
「恵方巻がない!」ある節分の夜
節分の日が来るたびに、いまだに思い出すことがあります。
結婚して初めての節分の日。
関西出身の元夫(今は離婚しています)が、仕事から帰ってきていきなりキレました。
「なんで恵方巻きがないねんっ!!」(たぶんこんな感じの関西弁でした。)
「え? なに? なに巻き??」
当時関東の方では、節分に恵方巻きをいただく習慣はまだありませんでしたし、
私は「恵方巻き」という言葉さえも知りませんでした。
補足ですが、某コンビニが恵方巻きを全国エリアで販売するようになったのは、
元夫にキレられた後のことでした。
あのとき元夫はすぐ実家に電話をして、恵方巻きを用意できなかった嫁のダメさ加減を訴えました。
私は元夫の怒りに対して、怒りで応戦しました。
「私が悪いの? だって全然知らなかったんだから、しょうがないじゃない。
いちいちお義母さんに言うことじゃないんじゃないの?」
頭からツノが生えることを、リアルに節分にやっていた私たち。
心のことを学んで、見えてきたもの
あれから私たちは、そんなこんなで離婚をし、その後私は心のことを学ぶようになりました。
学んだ今だから、元夫の怒りの下に隠れていた本当の気持ちがわかる気がするんです。
怒りの下には「愛してほしい」「わかってほしい」「助けてほしい」という本当の気持ちが隠れているということを知ったからです。
元夫にとって、きっと恵方巻きはとても大切なものだったに違いありません。
あのキレ方から察すると、もしかしたら自分の誕生日並みに、大切で楽しみに感じていたのかもしれません。
そこは私の想定外でした。
だとしたら、元夫はこんな気持ちに近かったのでは、と思うんです。
「今日誕生日なのに、覚えていてくれなかったの? 誰もお祝いしてくれないの? え!ケーキ無いの?? …ひどい!」
楽しみにしていた恵方巻きが用意されていなかったことで、
「自分は大切にされていない、愛されていない。この悲しい寂しい気持ちをわかってよ!」と、元夫は感じていたのかもしれません。
その心の叫びが、あの瞬間怒りとなって吹き出したんですね。
本当は大切にされていない訳ではないし、愛されていない訳ではなかったんだけれど。
小さな男の子だったころの元夫が、見えてくるような気がしました。
きっと彼にとって恵方巻きは、嬉しくて楽しくてたまらない、愛されていると感じられる特別なものだったんでしょう。
あのとき心のことをまだ何も知らない私には、元夫の怒りだけが伝わって、そこに彼の本当の気持ちが隠れているとはわかりませんでした。
あのころ私は私で、家事と仕事を両立することに一生懸命になるあまり、自分の気持ちは心の奥に押し込めて我慢していることに気がついていませんでした。余裕がなかったんです。
その余裕のなさから元夫の怒りだけを真に受けて、私も怒りで応えてしまった…。
私の怒りの下にも彼と同じように「わかってほしい」という気持ちがあったんです。
元夫も、そして私も、自分の気持ちをうまく伝えることができなくて、
私たちは、だんだん気持ちを伝えることを諦めるようになってしまったのかもしれません。
このやり方ではうまくいかなくなったのも、今なら納得できます。
あのとき、わかってあげられていたら
節分が来るたびに、私はこのことを思い出すんです。
ずっと思い出したくない嫌な思い出でしたが、心のことを学んだおかげで
「あのとき、わかってあげられなくてごめんね」と、元夫に対して思えるようになりました。
あのときの彼の怒りから「あなたにとって恵方巻きは、とても大切なものなんだね」と受け入れることができたら。
彼の大切なものを、私も一緒に大切にできていたら。
きっと彼も、私が大切に思うものを大切にしてくれたのではないかと思います。
お互いを思いやる気持ちは育まれていったはずです。
今年の節分の日もこのできごとを思い出し、笑い話として、そして教訓として、職場の同僚と話をしました。
怒りは、気づきの宝庫かもしれない
怒りの下に隠れている本当の気持ち。
それは「愛してほしい」「わかってほしい」「助けてほしい」
誰かが怒っているとき、自分が怒っているときも、
「いったい何をわかってほしいんだろう? どう愛してほしいんだろう? どう助けてあげたらいいんだろう」
そんな目で見てあげられると、相手やあなたがほしい愛し方が見えてくるのではないでしょうか。
「恵方巻きがない!」とキレられたとしても、
今だったら「じゃあ一緒に買いに行かない? それとも一緒に作ってみる?」なんて言える気がします。
誰にでも、わかってもらいたい、受け入れてもらいたい気持ちがあります。
大人だってみんな、わかってもらいたいのです。
わかってもらいたい自分の心の声に耳を傾けてあげて、そして上手に表現できると、
怒ることも減っていくはずです。
「愛してほしい」「わかってほしい」「助けてほしい」そう伝えていいんです。
自分の怒りの下の気持ちをわかってあげられると、大切な人の怒りも理解できるようになって、
二人の関係性はより深まっていくのではないでしょうか。
あなたが怒りをぶつけられたとき、自分の怒りを感じたときも、
その下に隠れている自分の本当の思いを大切に扱ってあげてくださいね。
もしかしたら「怒り」は気づきの宝庫なのかもしれません。
お読みいただきありがとうございました。










